ふたりでおばあちゃんになるまで

あいかわらずメインのブログはお休みしてます。

 

今年ももうあと3週間ほどで終わるんだけど、

 

なにかいいこと、ありました?

 

私はどっちかってばよくなかったなー。

 

産婦人科がなくなって新しく設置された女性診療科だったけど、

 

軌道に乗る前に休職しちゃったから中途半端すぎて今さら戻れない。

 

気持ちはあっても体がついてこなかったのは、

 

考えたくないけどトシのせいかな?って思ってみたり。

 

 

 

この間、36歳の誕生日を迎えて相方さんと二人で

 

ちょっとしたお店に行ってささやかにお祝いしてもらった。

 

トシを重ねるのはもうめでたくもないけど、

 

私が生まれて生き続けてることを喜んでくれる人がいることは

 

どんなに感謝してもしきれない。

 

約束どおり、ふたりでおばあちゃんになるまで、

 

この手を離さないでいたいと思った。

 

私と優が二人でつづるオリジナルなラブ・ストーリーだから。

 

 

 

相方さんと一緒に暮らし始めて丸三年。

 

女の二人暮らしは何かにつけてストレス・フリーで快適すぎるわ・・・。

 

最愛の人が一番の親友で、かつ最強の味方。

 

なのにおまけでセックスまでついてくるなんてね!(笑)

 

ぬくもりや優しさを求め合える体があってほんとによかったなー。

 

 

 

経過報告、みたいなもの

メインのブログはずっとお休みしていますので

 

こちらでちょっとご挨拶を。

 

といっても、ここに書いても読む人はまずいないので

 

見事なまでに自己満足ですが。

 

 

闘病生活に入ってほぼ3ヶ月、まだ復職はできてません。

 

有給で休職をいただいているので、生活面は平穏無事です。

 

それに優しくてしっかり者のパートナーがついててくれるので

 

申し訳ないほどグダグダな日々です。

 

闘病、というよりは療養生活です。

 

いい若いモンが何にもしないで遊んでるワケで、

 

社会のお荷物といわれても反論のしようがありません。

 

 

当然、ヒマをもてあましているので

 

オリンピックもその後のパラリンピックも熱心に見ています。

 

先日、一番軽度のCP(脳性まひ)の方たちの女子100m走を見ました。

 

予選でしたが、12秒09という大会新記録が出ました。

 

参考までに、100m女子の日本記録は福島さんの11秒21ですが

 

インターハイの記録が12秒前後なので、比べても遜色ありません。

 

ちなみに私は高校時代は17秒台でした。

 

たぶん、私の人生で一番早い記録がコレ。

 

どう考えても、運動能力に障がいがあるのは私のほうかもしれません。

 

まして、今は療養中なので300m歩くと心臓バクバク、息も絶え絶え(笑)

 

情けないったらありませんよね。

 

 

 

さすがに世界大会に出る人たちは

 

能力も努力も超一流だなあと思いました。

 

日本の代表として、そこに出るだけですばらしいことです。

 

それなのに、このオリンピックでの成績が振るわず、

 

ひどい叩かれかたの記事を目にしました。

 

メダルに手が届かないのなら出る意味はない、のでしょうか。

 

 

 

私も中高と部活をやっていて県大会の6位が自分の最高でした。

 

当然、インターハイすら出たことがありません。

 

一生懸命、努力したけれどそれが精一杯の平凡な人間でした。

 

だからこそ思うのです。

 

オリンピックに出られるほど努力された方たちを

 

悪し様にいえるほどあなたたちは努力してきたのか? と。

 

一億総批評家、みたいなおバカなネット民が大嫌いです。

 

そんなの、自分を棚の上に置いてエラソぶってるだけじゃないの。

 

 

 

相変わらず、関西の芸人が大嫌いなのでTVはBSしか見てませんが、

 

ともあれ、私はしっかり生きています。

 

これも相変わらずですが、くそフェミなので

 

何も仕事をしてない自民党都連が全員落選する日を夢見てます。

 

 

婚活ってメディアに踊らされてるだけじゃないの?

 

「同性愛者でもいいけど自分にアプローチされるのは気持ち悪いからやめてほしい」

っていった人がいる。

その人がどう思おうと内心の自由、とやかくいう気もないけどさ、

「気持ち悪い」はないんじゃないの?って思った。

 

私にいわせれば、男性に限って性欲抜きに女性に関心を持つ理由がないんだから

突然、男性に性欲を向けられるほうが怖くて気持ち悪い。

こっちがそんなこと、かけらも思ってない女子高生の頃、通学電車の中でやたらくっついてきて

ハアハアするサラリーマンがいた、というと自慢話に受け取る人がいるそうだけどかなり変だよね。

痴漢に遭遇して喜ぶ女なんているはずないのに、どうしてそれが自慢だと思うんだろ?

これも痴漢願望のある男の人がでっち上げた正当化のひとつだよね、きっと。

 

私は女性の同性愛者が告白するとしたら、性欲よりはシンパシーが優先されると思ってる。

性欲もないわけではないけれど、告白するモチベーションにはならないレベルだから。

自分の経験をベースにして考えると、人間性とか性格の良さに強く惹かれるんだけれど

それでも同性愛者からの告白の方が気持ち悪いといわれる理由が私にはわからない。

 

男女間の恋愛だって同性愛だって、人が人を好きになるという意味では同じ。

相手の気持ちも考えないでごり押しする人間なんていないと思うのよ、男以外では。

「気持ち悪い」というなら、断っても断ってもつきまとってあげくにストーカーになったり

犯罪に走るような人間の方がはるかに気持ち悪いでしょ?

そういうのってニュースとか見てても圧倒的に男性が多いし。

この間も男性看護士が病院の女性用トイレに盗撮用のカメラを設置していて逮捕されたけれど

下着泥棒とか盗撮とかこの手の犯罪は異性愛者の男性しかやらかさないよね。

それも社会的地位も名誉もあるいい大人が、だよ。

それは一部の話で大多数の男性は性犯罪なんて犯さない、という言い方をする人がいるけれど

そんなの当たり前すぎて、だから男性は信用していいっていう話にはならないでしょ。

 

私、産婦人科の男性医師に聞いたことがある。

どうして男性は不道徳で反社会的行動に走りやすいのか?

そういう行動特性があることを同性としてどう思っているのか?

彼はなんと答えたか。

「しかたがないよ、男はそういう動物。みんな自分の中の野獣と折り合いつけるの必至なんだから。」

IQ高めで人間的にも優秀で穏和な性格の医師ですら、そういって開き直ったのよ。

これは私もショックだった。

警察も教師も人間だから間違いを犯すもの、だとしたら男性を信用してはいけないことになる。

「当たり前でしょ? そもそも男だって男なんて全く信用しちゃいないんだから。」

それでも男性を信じてついてく女は大多数だ。

「そこが女のバカなとこだよね、相手を見てないんだよ。シングルマザーが増えるわけだ。」

 

♪ 泣いた女がバカなのか 騙した男が悪いのか

 

50年ほど前、昭和の昔に流行った歌。

なんでも関口宏というTV司会者の奥さんのヒット曲らしいんですが、ヨウツベにはなかった。

しかし、50年経ってもどっちも進化せず男と女の薄暗さは変わらないということか。

 

ついでに婚活に多忙を極める同僚(レズは気持ち悪いといった張本人)にこの話をしてみた。

「男はアホで女はバカなの、それで世の中バランスがとれてるのよ(笑)・・・。」

女として男性に性欲を向けられるのは当たり前だから許せる、んだと。

世の中にやりたくない男なんていないんだし、それきっかけで交際が始まることもある、んだと。

看護師はつきあうにはおもしろいけど、結婚相手には考えられないっていった男がいたなー。

せいぜい健闘は祈るけれど、そこまで自分を叩き売りできるあなたならば、

もう何にも申し上げることはないです。

制限時間内に最高値がつきますようにお祈り申し上げていますよ(笑)。

私の仕事は・・・、不況知らずですよ(笑)

 

私の仕事は、女性の「産む性」を中心に健康と幸福を支えることです。

女性の思春期の始まりから更年期を経てお墓にはいるまで、長い期間の

QOL全般を応援する仕事です。

よく似た仕事に保健師がありますが、こちらは老若男女全般の健康を

カバーする仕事です。

どちらも看護師免許を取得後にとれる資格で国家試験があります。

合格すると保助看法という法律に基づいて厚労省大臣から免許が

交付され、登録されます。

 

というと大変な資格みたいに聞こえますが、保助看資格のどれも

軒並み90%を越える合格率なんですよ。

しかも慢性的な人手不足なので就職率は200%です(笑)

4大出ても就活が大変だという話を聞きますが、こういう専門職って

どうなんでしょ? 総合職ほど魅力ないかしら、やっぱり(笑)

 

 

もちろん、向き不向きも好き嫌いもあることなので、誰にでも

お薦めですよーってわけにはいきませんが、有能なスタッフに

たくさん増えてほしいのでミニ・キャンペーンをしました(笑)

 

 

ちなみにお給料は総合職よりも高いです。

そのうえ、若いレジデントやドクターもいて玉の輿も夢じゃない(笑)

でも、基本的に女性が多い職場だから男性はそれだけで歓迎されます。

 

 

 

おーっと! 書き忘れるところだった。

年齢制限もないんですよ。

看護学校には、子育ての終わった50代の人もチラホラおられます。

 

 

私も、4大出て、おまけに大学院で2年間も遊んでしまって

それから看護師になりましたので、同期の女子よりふけてました(笑)

お給料がいいぶん、しんどいこともありますが、体力に自信があれば

なんとかなります。

 

 

あと、注意事項としては隠せないタトゥーや過剰なピアス穴とか

勉強が嫌いな人は不向きかもしれません。

それと一応、国家資格なので犯罪者も無理です。

何かあったら免許は剥奪されるので、ヤバそうな人は避けた方が

無難でしょうね。

 

 

「おこしなして」

 

つい先日のこと。

なんかやたら警察の人が多いなーって思いながら買い物をしてたら

皇太子ご一家が式年遷宮の関係でご訪問中なんだとか。

愛子様にも皇后様にも特別な興味はないけれど、市民にとって

伊勢神宮はただの観光名所ではなくて、大事な心のよりどころ。

皇族にあってはご先祖をお祀りする神道の頂点だから、もっと頻繁に

ご参拝になればいいのに、と思う。

いつだって伊勢市民は大歓迎するはずだから。

右翼的な発想とか愛国的思想っていうんじゃなくて、日本人が何を大事

にして、何を守って生きてきたかという歴史の根幹がここにはある。

 

 

 

例えば、20年に一度の式年遷宮を経費の面だけで批判的なことを

いう人がいる。

確かに伊勢神宮の維持には途方もない経費と資源が必要だし、

近代的合理主義とは相容れない発想かもしれない。

内宮(皇大神宮)・外宮(豊受大神宮)の二つの正宮の正殿、

14の別宮の全ての社殿、そして宝殿外幣殿、鳥居、御垣、御饌殿など

計65棟の殿舎、装束・神宝、宇治橋なども造り替える。

使用される檜材は一万本を越えるし、その総予算は550億円にもなる。

これを西暦685年に天武天皇が制定して以来、一度も絶えることなく

1,400年間続けてきたのが私たち日本人で、その中心にいたのが

伊勢の人たち。

例えば、式年遷宮の準備は8年前から始まっている。

必要な檜材の選定と確保が無事に執り行えるように「山口祭」という

儀式が最初で、それから近隣の各地で数々の神事が繰り返されて

概ね8年の月日を経て式年遷宮は完了する。

当然、遷宮に携わる人間ものべ2万人を越える。

膨大な無駄遣い、浪費の極みといわれる所以である。

 

では、伊勢の人たちは裕福だったのか? といえばそんなわけはない。

古くから「近江泥棒伊勢乞食」といわれるように、大商人でも質素倹約

で有名だった。

江戸時代の大商人といえば、大阪、近江、伊勢と相場が決まっていたが

それぞれに特徴的な生活規範があって、伊勢商人は乞食と称される

ほどに質素を尊び倹約につとめた。

今でも古い町並みが残っていて、豪商と呼ばれた佇まいの商家が

見られるんだけれど、たぶん他所の土地にはないものがたくさんある。

それが伊勢神宮御用達のご神器や布帛類、ご神饌などなどのお店。

日本全国から昔ながらの品々が細々と伝えられていると聞くと、

果たしてこんなことで商いが成り立つのかと心配になるほど。

 

前置きが長すぎた。

つまり、この膨大な無駄遣いの裏側には、二百年を越える樹齢の檜の

計画植林があって、人生に二度立ち会えるかどうかの宮大工の技術

伝承があって、それだけのために特別な養蚕をして、雪の蒸散漂白を

利用した寒晒しをする木綿農家があって、独特の様式美を染め出す

型紙職人がいて、その日のためにだけ用意する供え物を作り続けて

・・・・・・、上手に整理しきれないけど、先人の知恵や技術を後世に

伝える機会でもある。

 

確かに壮大なムダ遣いに見える珍事なんだけど、伊勢や近隣の

住人はそれを守り伝えることを生き甲斐にしてきたんだと思う。

信じるとか信じないじゃなくて、幼いときから伊勢神宮の行事に合わせて

月日を数えて育ってきたから無批判、無自覚なのかもしれないけれど。

 

日本人が世界に誇れるものがあるとすれば、物質的な繁栄や経済的な

豊かさではなくて、貧しくても鈍せず、目に見えないところでも努力を

惜しまない清潔な精神じゃないのかな?

 

で、私は当然のようにこの地を愛して、ここに住む人たちの日本原人

みたいな素朴さを愛している。

新幹線も走ってないし、空港もない。

大都市中心の政治や文化からも忘れられたような田舎だから

男も女も心根が穏和で、まずあか抜けたところがない。

みんな、都会の暮らしに疲れたら帰っておいでよ(笑)

刺激的な物は何もないけど、自然はいっぱい残ってるし

ここでは人は自然と闘わないで共存してるから。

 

「よぉおこしなして」 (いらっしゃいませ)

 

ごめんなさいのお知らせ

せっかくブログを見に来ていただいたのに

鍵がかかって入れない、かもしれません。

 

親しくしていただいてる方は素通りできるように

設定したつもりなんですが、おバカなもので

うまくできていなくて「おいおい!どうなってるの?」

ってことがないとは言い切れません。

 

事の発端はまゆちゃんのブログにあった

風鈴がチリン♪って鳴るのがしたくて

初めていろんなとこを触ってみたんです。

結局、チリチリン♪っていうのはできなかったんですが

まさかのアクセス数にびっくり! しました。

記事の内容がアレで、ちょっとアレなものですから

周囲に迷惑を及ばさないようにという配慮と、

コメントをいただく方にもお気遣いいただかなくて

いいように、という気持ちで思い立った次第です。

 

もったいぶるようなシロモノじゃない、というご批判は

ごもっともですが、私の大事な人たちへの強い思い

がありますのでご容赦くださいね。

 

ということで、とんだ失礼をいたしましたがお許しを。

 

もし、それでもこのカルチェ・ラタンの住人になりたいと

いうご奇特な方には別途ご案内を差し上げますので

過去の私のコメントにひとこと書いていただけたら、

ナントカしてみます。